ぶべ
YouTubeチャンネル103本を徹底分析!伸びる動画の法則が見えてきた
2026年03月23日
要約を生成中...
はじめに
自分のYouTubeチャンネル「ぶべの開発日記」の全103本の動画データをYouTube Data APIで取得し、徹底分析しました。再生数、いいね率、エンゲージメント率、動画時間、タイトル形式、投稿時期など、あらゆる角度からデータを見て「どういう動画が伸びるのか」を深掘りした結果をまとめます。
チャンネルの全体像
- 総動画数:103本(通常動画84本 / ショート19本)
- 通常動画の総再生数:約54.9万回
- 通常動画の平均再生数:6,530回
- 通常動画の中央値再生数:3,852回
- 平均動画時間:5.8分
- 平均エンゲージメント率:2.77%
平均と中央値に約1.7倍の差があるので、一部のヒット動画が平均を大きく引き上げている構造です。
ショート動画の分析
意外にも、ショート動画の平均再生数は8,967回と通常動画(6,530回)を上回っていました。
- AIコードエディタ、Cursorの特に便利な機能を2つ紹介(67,397回)
- 未経験からフロントエンドエンジニアになるための学習ロードマップ(37,481回)
- AIで個人開発の時代に(14,360回)
ショートの上位はすべて「AI」「学習ロードマップ」「個人開発」など、通常動画で伸びるテーマと同じ。ショートは通常動画への入口として非常に有効です。
再生数TOP15の動画
- 自分が使いたいものを作ったら商品になって売れた(44,701回)
- 個人開発でよく使うサービス5選(35,842回)
- 個人開発の楽しさ(35,764回)
- おすすめの開発手順(32,653回)
- AI駆動開発 必要な事前知識(17,047回)
- AI時代 個人開発の流れ(16,035回)
- 個人開発、いきなり作り込むとほぼ失敗する話(15,799回)
- 個人開発で人生が変わった話(15,601回)
- 個人開発サービスのマネタイズ方法(15,308回)
- 題材選定のコツ(13,637回)
- 1万円マネタイズするまでの具体的手順(13,215回)
- 始めるための学習ロードマップ(12,858回)
- エンジニアが一人起業する楽しさ|ソロプレナー(12,531回)
- 個人開発はメリットだらけ(11,833回)
- ミニマム機能でリリースがおすすめ(9,735回)
上位10本の平均再生数は約24,200回。下位10本の平均は約1,190回。約20倍の差があります。
伸びるテーマ:キーワード別の平均再生数
タイトルに含まれるキーワードで分類した結果です。
- おすすめ/〇選:16本 → 平均9,063回 / ER 3.19%
- AI/バイブコーディング:8本 → 平均8,367回 / ER 2.94%
- 個人開発(全般):57本 → 平均7,807回 / ER 2.75%
- ツール/サービス/アイテム:11本 → 平均7,562回 / ER 2.91%
- 学習/ロードマップ/勉強:4本 → 平均6,958回 / ER 3.79%(最高ER)
- マネタイズ/収益/万円:9本 → 平均5,739回
- エンジニア/転職:8本 → 平均4,435回
- フリーランス/独立/起業:11本 → 平均3,812回
- vlog/日常/1日:2本 → 平均2,408回
- build in public:2本 → 平均1,696回(最低)
「おすすめ/〇選」系が再生数・エンゲージメントともにトップ。「学習/ロードマップ」はエンゲージメント率が3.79%と突出して高く、視聴者の満足度が最も高いテーマでした。
動画時間の最適解は「8〜10分」
- 1〜4分:26本 → 平均7,258回 / ER 2.25%
- 4〜6分:23本 → 平均4,841回 / ER 3.01%
- 6〜8分:19本 → 平均6,885回 / ER 2.92%
- 8〜10分:10本 → 平均9,130回 / ER 3.31%(最高)
- 10分以上:6本 → 平均4,397回 / ER 2.67%
8〜10分が再生数もエンゲージメント率も最高。注目すべきは1〜4分帯の再生数が高い点で、これはバズったショート寄り動画が含まれているため。純粋な通常動画では8〜10分がベストです。10分を超えると急落し、特に20分超のインタビュー動画は最下位圏に沈みました。
タイトル形式の効果
- 数字入り(〇選、〇つ、〇ステップ):8本 → 平均7,826回 / ER 3.08%
- HOW-TO型(方法、手順、コツ、おすすめ):20本 → 平均7,709回 / ER 3.06%
- ストーリー型(楽しさ、変わった、良かった):17本 → 平均7,505回 / ER 2.41%
- 【】タグ付き:42本 → 平均5,589回 / ER 3.07%
- ネガティブ訴求(避ける/NG/落とし穴):6本 → 平均4,887回 / ER 2.10%
数字入りとHOW-TO型が再生数・ERともに強い。意外にもネガティブ訴求は再生数もERも低いという結果に。「〇〇のNG行動」より「〇〇のおすすめ方法」の方が伸びます。
エンゲージメント率 TOP10
- JavaScriptの学習サイトをリリースしました(ER 5.41%)
- サービス運用でよく使うツール4選(ER 4.49%)
- おすすめの開発手順(ER 4.20%)
- 月20万達成するまでの具体的なステップ(ER 4.18%)
- 競合サービスとの差別化は意味なかった(ER 4.03%)
- エンジニア転職 良いポートフォリオの条件(ER 3.98%)
- LLMO llms.txtでLLM検索対策(ER 3.94%)
- 始めるための学習ロードマップ(ER 3.89%)
- マネタイズしやすい題材の選び方(ER 3.79%)
- 便利サービス5選(ER 3.77%)
ER上位は「自分のプロダクトリリース報告」「具体的なツール紹介」「体系的なノウハウ」の3パターン。実体験に基づく具体的な内容がファンの心を掴んでいます。
日次再生獲得力で見る「本当に強い動画」
再生数だけでなく「公開からの日数で割った日次再生数」で見ると、動画の本当のポテンシャルがわかります。
- OpenClaw 良かった使い方3つ:661.9回/日(公開9日)
- なぜバイブコーディングで使われるプロダクトを作れないのか:214.8回/日
- 1円マネタイズできるだけでマインドが変わる:138.2回/日
- 自分が使いたいものを作ったら商品になって売れた:127.7回/日(350日経過で安定)
- 個人開発でよく使うサービス5選:89.2回/日(402日経過で安定)
直近のAI/バイブコーディング系は初動が爆発的。一方、「サービス5選」「売れた話」は1年近く経っても毎日90〜130回再生されるエバーグリーンコンテンツとして安定的にチャンネルを支えています。
上位10本 vs 下位10本の比較
| 上位10本 | 下位10本 | |
|---|---|---|
| 平均再生数 | 24,239 | 1,188 |
| 平均いいね数 | 671 | 33 |
| 平均コメント数 | 26.1 | 0.8 |
| 平均動画時間 | 6.3分 | 7.4分 |
| 平均ER | 2.84% | 2.85% |
興味深いのは、エンゲージメント率はほぼ同じという点。再生数が少ない動画でも、見た人は同程度の割合でいいねを押しています。つまり、質の問題ではなくリーチの問題。テーマ選定とタイトル次第で伸びしろがあるということです。
月別パフォーマンス推移
- 2024年12月:平均22,947回。チャンネル初期に基本テーマで大ヒット連発
- 2025年2月:平均24,350回。「サービス5選」「学習ロードマップ」が爆発
- 2025年4月:平均10,091回。ショート寄り動画がバズった月
- 2025年7〜8月:平均2,000〜2,500回。起業/スモビジ + build in public で低迷
- 2025年9月:平均8,113回。「AI時代」テーマで復活
- 2026年1〜3月:日次獲得力が急上昇中。AI/バイブコーディング系が好調
伸びない動画の共通点
- 長尺インタビュー:23分、29分の動画は766回、1,622回と最下位圏
- ニッチすぎる技術テーマ:LLMO/llms.txt は837回(ただしERは3.94%と高い)
- build in public:シリーズものは新規視聴者に届きにくい(平均1,696回)
- 具体性に欠けるタイトル:「集客のために押さえておくべきこと」→ 1,153回
まとめ:データが示す「伸びる動画の方程式」
再現すべきパターン
- テーマ:「個人開発」×「AI / ツール紹介 / 始め方 / マネタイズ」の掛け合わせ
- 時間:通常動画は8〜10分がベスト(再生数9,130回 / ER 3.31%)
- タイトル:数字入り or HOW-TO型が最強。「〇〇5選」「〇〇の具体的方法」
- 時流:AIツール・バイブコーディングなどトレンドテーマは初動の爆発力がある
- 具体性:抽象的な話よりも具体的な手順・ツール名・数字を出す
- ショート活用:平均再生数は通常動画より高い。入口として有効
避けるべきパターン
- 長尺インタビュー(10分超、特に20分超は再生数が激減)
- build in publicのようなシリーズもの(単発完結の方が強い)
- ネガティブ訴求タイトル(「NG行動」より「おすすめ方法」)
- vlog/日常系(平均再生数が最低帯)
- 抽象的なタイトル(「〇〇について」より「〇〇の具体的方法3つ」)
最大の発見
上位動画と下位動画のエンゲージメント率がほぼ同じ(2.84% vs 2.85%)という事実。これは動画の質ではなくテーマとタイトルでリーチが決まることを意味しています。見てもらえさえすれば、視聴者は同じ割合で反応してくれる。だからこそ、テーマ選定とタイトルの工夫が最も重要な変数です。

