Shuhei
AI駆動開発を行うテクニック
2026年01月22日
要約を生成中...
今、実務でAIの導入をとても促進されています。
私はいまtoBの業務システムのエンハンス開発の現場で新規機能の開発をごりごり進めている状況です。
PJ内では毎週AIの活用方法の共有会が開かれていて、そこで紹介されたテクニックが有用だったのでメモがてらの記録をします。
たぶん言葉だけは知ってる方多いかもしれませんが「SDD(仕様駆動開発)」というものになります。これがAIと相性いいらしいです。これで実際やってみたこと書きます。
ざっくりいうと、AIに仕様書を書かせて内容を忘れないようにコーディングさせる、みたいなことをやります。
AI進歩しているとはいえ、自分がさっきまで言っとったことと反対のことを平気で言ってきますよね。 しかもそのまま暴走してコード生成までガンガン進めちゃう。で手戻りの説明してたらどんどんAIが理解してる仕様がぐちゃぐちゃになってああぁ。
一つずつ整理して確実に指示してあげる、AIを迷わせないっていうのが今回のこのSDDと掛け合わせた手法の本質なのかなと感じます。
設計や仕様をマークダウン形式でまとめる
まず、開発する機能の基本設計レベルの仕様書をマークダウン形式(.md)でまとめておきます。
マークダウン形式のファイルは自然言語での記載で人間にも読みやすく、生成AIもキーワードや構造を理解しやすく相性が良いです。
大きな機能の開発や大型案件の場合は、Excelで作成した設計書や仕様書をもとにマークダウン形式の仕様書を作成するところからAI活用してももちろん可です。
ワークスペースに任意のディレクトリを作成し、仕様書を格納します。
詳細設計書の作成
前項で準備した仕様書をもとに詳細設計書をAI生成します。
「仕様書をもとに詳細設計書を作成してください。追加で仕様の調査や検討が必要な箇所があればリスト化してください。」とかでしょうか。
生成できたら必ず内容を確認し、仕様、設計を徹底的に詰めます。
開発作業
設計が煮詰まったらコーディングに入ります。まずは詳細設計書をもとに開発手順をTODO化させます。その後、TODOの順にAIにコーディングを依頼します。
メリット
mdファイルでAIに常に仕様書を参照させることができるので、毎回仕様を入力しなくて良い。
ファイルとして手順や方針を記載しておくことでAIがもともとの目的や実装方針を忘れにくくなる。
仕様、設計、開発手順のTODO整理、と根拠をもとにタスクが進むため、レビューしやすい。
開発後に仕様の遡及修正となってもAIに修正させるのが容易になる。
設計書をインプットとして成果物をAI自身にレビューさせることも可能。
注意点
仕様設計が間違っている場合、確実に間違った実装をしてしまうため、実装するAIが迷わないほどの具体的な設計をする力が必要。
とはいえすべてのケースを網羅しようとして詳細にしすぎると、柔軟性が損なわれ、反復的な開発がしにくくなる。
小さな変更でも仕様書を確実に修正する必要がある。
今回記載した手法も含め、自分の設計能力を高めていけば、実際の正確なコーディングはAIに任せられるので、自分の保有言語の垣根を超えた開発もどんどん当たり前になっていくんだろうなと思います。サービスそのものの背景や特性の理解や、仕様設計の能力の重要性が日々増していっているのを感じます。

