まえたく
食のしおりで作る、日常を記録して次の献立をAIで提案するアプリ
2026年03月27日
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要約を生成中...
ShiftBハッカソンで何を作るか考え始めたとき、最初は正直かなり迷っていました。
AIを使うイベントなので、それっぽい題材はいくつも思いつきます。ですが、機能の見た目から考え始めると、どれも少しふわっとしてしまって、「それを自分が本当に作りたいのか」が最後まではっきりしませんでした。
そこで一度立ち止まって、ぼくが日常の中で地味に困っていることから考え直してみました。
そのときに残ったのが、「先週何を作ったっけ?」という、かなり生活に近い悩みです。
毎日ごはんを作っていても、数日経つと意外と覚えていないんですよね…。なんとなく思い出せる日もあるのですが、記録として残っていないと、献立が偏ったり、久しぶりに作りたい料理が埋もれてしまったりします。
この感覚は、自炊している人ならわりとあるんじゃないかなと思います。ちゃんと作っているのに、あとから振り返れない。次の献立を考えるときに、その積み重ねが活かせない。そこに、ずっと小さなもったいなさがありました。
それなら、レシピを探すアプリを作るより、自分の食卓の履歴を残して、その先の献立につなげられるものを作ったほうが自然です。そう考えて、今回の題材を食のしおりに決めました。
今回の題材選びでいちばん大事にしたのは、自分が本当に使いたいかどうかでした。
ハッカソンだと、つい「見栄えがするか」「AI感が出るか」に引っ張られがちです。もちろん、それも大事だと思います。
でも、短い期間で形にして、さらにその先も育てていくことを考えると、ぼくにとっては自分の生活の延長線上にある題材のほうがブレにくいと感じました。
食のしおりなら、ぼく自身が日常的に使うイメージを持てます。どんな入力が面倒か、どこが見返しづらいか、どんな提案なら嬉しいかも想像しやすいです。派手さよりも、まずはそこを信じて進めることにしました😌
食のしおりは、レシピ検索アプリではありません。
ぼくが作りたいのは、日々の料理を記録して、その積み重ねを次の献立に活かせるアプリです。
たとえば週末に、「来週のごはんどうしよう」と考える場面をイメージしています。アプリを開くと、最近作った料理が並んでいて、「今週は麺が多かったな」とか「魚料理をしばらく作っていないかも」と気づける。その流れでAIに「次は何を作るとバランスよさそう?」と相談できる。そんな体験です。
新しいレシピを無限に探すためのアプリというより、自分の暮らしの履歴を起点にして、次の一皿を考えやすくすることを目指しています。
料理の記録は、残すだけだと続きにくいことがあります。でも、あとで見返せて、次の判断にちゃんとつながると、少し意味が変わってくる気がしています。
料理まわりのアプリはすでにたくさんあります。レシピ検索アプリもありますし、栄養管理に強い食事記録アプリもあります。写真日記のように使えるものもあります。
その中で、食のしおりの軸はかなりはっきりしています。
レシピ検索アプリのように、新しい料理を探すことが中心ではない
食事記録アプリのように、栄養を細かく管理することが中心でもない
写真日記のように、残して終わりにしない
食のしおりでやりたいのは、何を作ったかを残す→あとで見返す→AIに相談するという流れを、ひとつの体験としてつなげることです。
つまり、「新しい正解を探すアプリ」ではなく、自分の生活の蓄積から次を決めやすくするアプリにしたいんですよね。ここが、既存のレシピアプリとはいちばん違うところかなと思っています。
まずは、日々ごはんを作っている人のために作ります。
その中でも特に、自炊はしているけれど、献立の記憶や管理があいまいになりやすい人です。これは完全にぼく自身もそうなので、最初のユーザーは自分だと思っています。
ちゃんと作っているのに、後から見返せない。考える材料はあるはずなのに、次の献立になるとまたゼロから悩む。そんな小さな詰まりがある人には、かなり相性がいいかもしれません。
逆に言うと、最初から誰にでも広く刺さるものを目指すというより、まずはこの悩みにちゃんと届く形にすることを優先したいです。
今回のハッカソンでは、欲張りすぎず、まずは体験の芯だけを形にします。
料理記録の入力(料理名と写真、または絵文字で残せる形)
カレンダーやタイムラインで、作った料理を見返せる画面
AIに「今週まだ作っていないもの」を聞ける最低限の献立提案
要するに、記録できる→見返せる→AIに相談できるという流れが、最小構成でも成立するところまで持っていきたいです。
ここがつながるだけでも、かなり面白くなりそうだなと感じています。iOSアプリはまだ手探りな部分もありますが、その分ちゃんと形になったら嬉しいです…!
題材を決めるまでには少し迷いもありましたが、最後は「自分の生活にちゃんと根ざしているか」で決められたのがよかったなと思っています。
派手なアイデアを追いかけるより、まずは自分が使いたくなるものを作る。その一歩として、食のしおりを育てていきます!
要約
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