あすか
スマホ1つで投稿準備「Radar」開発ストーリー
2026年04月01日
要約を生成中...
最初に思いついたのは、全然違うアプリだった
ハッカソンが始まって、「さて何を作ろう」と考えたとき、最初に浮かんだのは家族だけで共有できるレシピアプリだった。
祖母から受け継いだ料理のレシピとか、家族にしか伝わっていない味とか、そういうものをデジタルで残して代々引き継いでいけたらいいな、という発想。
アイデアとしては好きだった。でも、カリキュラムの題材選定の基準に照らしてみると、正直なところ弱かった。
- 毎日使うか? → 料理するときだけ、毎日じゃない
- 既存ツールへの明確な不満があるか? → 「家族限定」以外の差分がない
- 収益化できるか? → 誰に・いくらで売るかが見えない
「感情的には好きだけど、ビジネスとしては弱い」。そういうアイデアだった。
自分の日常を振り返ったら、答えがあった
気を取り直して、自分の日常の「面倒だな」を洗い出してみた。
UIUXデザイナーとしてフリーランスで活動しながら、ShiftBというコースを運営しながら、毎日SNSで発信している。
X、Threads、Instagram。3つのプラットフォームに、それぞれ違う形式で投稿する。
一番しんどいのは「今日何を投稿するか」を考えるところだった。
トレンドリサーチして、自分のブランド軸(有益情報・マインドセット・自分の過去・ShiftBについて)に照らして、X用・Threads用・Instagram用にそれぞれ下書きを作る。
これを毎日やっている。毎日、時間を使っている。
そのときはっと気づいた。「これ、まさに今日Claudeにやってもらったことじゃん」と。
作りたいアプリの概要
ボタンを1つ押すと、その日の自分のジャンルのトレンドをリサーチして、SNSごとの下書きを自動生成してくれるアプリ。サービス名はRadar(レーダー)。
画面のイメージはシンプルにしたかった。
- ホーム画面に大きな「リサーチする」ボタン
- 任意で「今日のテーマ」を一言入力できる欄(プロモーション中など、方向性を変えたいときだけ使う)
- 生成された下書きを一覧で確認
- チャットまたは音声で「ここを短くして」「もう少し柔らかいトーンに」と修正できる
- 今日は使わないけど良い下書きはストックして後から使える
フォームをたくさん埋めるUIにはしたくなかった。毎日使うものは、デフォルトで何もしなくて良い状態が最強だと思っているから。
外出先でも使えないと意味がない
もう一つ、設計で大事にしたいことがある。スマホで完結できることだ。
今の自分のワークフローは、AIツールをPCで立ち上げないと動かせない。カフェでも、移動中でも、思い立ったときにサッと使いたいのに、PCがないと何もできない。
SNS投稿って、思いついたときのテンションが大事だったりする。「これ今日投稿したい」という気持ちが冷める前に、スマホ1つで下書きまで完成させたい。
だからRaderはモバイルファーストで設計する。音声で下書きを修正できる機能も、スマホで使うことを前提に考えている。外出先でキーボードを打つより、話しかける方が断然早いから。
ペルソナが自分自身、というのはこういうことか
カリキュラムで「ペルソナを自分自身に設定する」と学んだとき、頭では理解していた。
でも実際に題材を選ぶ段階になったとき、最初は「誰かが嬉しいかもしれない」という発想から考えてしまっていた。
自分の日常に戻ったとき、ようやく「これだ」と思えるものが出てきた。
自分が本当に困っていること。毎日やっていること。既存のツールでは満足できていないこと。スマホで使えないから煩わしいと感じていること。
そこから作るのが、個人開発の勝ちパターンなんだと、今回の題材選定で体感した。
同じ課題を持つ人たちへ
個人ブランドで発信しながら仕事しているフリーランスの人、スクール運営している人、コーチやコンサルで情報発信している人。
「毎日何を投稿するか考えるのがしんどい」「外出先でもサッと投稿準備したい」「自分らしい発信を保ちながら続けるのが難しい」という感覚、きっと共感してもらえると思っている。
そういう人たちが、スマホのボタン1つで今日の発信を準備できるようにしたい。
まずは自分のために作る。そして同じ課題を持つ人に届ける。
それがRaderになる予定です。


